今年の1月と2月にしたことですが、スペイン語の勉強をしました。
私は大学でスペイン語ⅠからⅣまで履修(すべて優)し、
さらに、スタッフが全員中南米出身者のところで3年程アルバイトをしており一日中スペイン語を聞いていても苦ではない、
という背景があるのですが、
はっきりいって自信がありません。
なんならスペイン語圏からの帰国子女なのですが、やはり自信がありません。
自信がないので、自信をつけるべく、今年の7月にDELE(スペイン語の検定試験)の中級を受けようと思っていました。
記事はその結果が出てから公開しようと思っていたのですが、おそらくコロナのせいで開催されないので、忘れないうちに残しておきます。
○文法書
参照したいことが一通りのっています。コンパクトです。
○基本的な知識
スペイン語学習者の間ではおそらくバイブル的な位置付けでしょう。
例文を全て暗記すればこわいものなしです。私は暗記していません。
例文を暗記すると自然なスペイン語がとっさに出てくるようになります。例文の暗記は大事です。
○コツ的なもの
より自然なスペイン語とはなんぞやを追求して幾つかの本にたどりつきました。
どうしても日本語から訳す時に、
「いやこれ直訳としては我ながら正しいと思うんだけど、スペイン語的には絶対不自然なのよね、ごめんね、聞いてる人ごめんね」
と思うことがよくあります。英語の通訳をしている時も同様。
○実務的なもの
私は来年から弁護士になる予定です。
スペイン語の刑事事件を担当する機会があるだろうと 思っていまして、今のうちに、刑事手続の基本的な流れくらいは説明できるようにしておきたいと考え、この本を購入しました。
なお、英語版とポルトガル語版も購入して読みました。
それと、少年審判通訳ハンドブックのスペイン語版も読み込みました。英語版とポルトガル語版も読みました。
○辞書
10年くらい前に、メキシコかグアテマラで買ったものです。
私は大学がICUで、英語漬けでした。
英語→スペイン語で考えることも多く、
せっかくなのでこのシナプスを活かしたいと思い、購入しました。
非常に役立っています。
それと、西西の辞書です。必須ですね。
ICUに入って最初の授業で英英辞書を買えと言われました。
これは東京だと市ヶ谷にあるセルバンテス文化センターの1階で買えます。
なお、私がそこに買いに行ったときは
「今シエスタだからちょっと待っててください」と言われました。
最高ですね。
他には実家にあった日西と西日の辞書をパクって使っていました。
親族相盗例(刑法235条、244条1項)で刑が免除されるので結果的にセーフです。
複数の本を使って勉強してみて思ったことですが、
いろんな本に手を出すよりかは、上の方で紹介した、
小池先生の本2冊の例文を、全てガチで暗記して、よどみなく話せるようになれば、もはや何も困らないでしょう。